HIGH END LIE 1st One Man LIVE 『現出』②

2024年10月26日(土)

at 戸塚ファーストアヴェニュー

HIGH END LIE

1st One Man LIVE


現出』から早くも一ヶ月が経とうしている。


未だにあの時の会場の空気感は忘れられない。


それほどまでに自分の中で燃えていたものがあったと同時に、

燃え尽きた音があれば、燃え切らずに燻ぶっている音がある。



忘れられない夜になったのは当然なんだ。


ただ、自分の中で重要なのはそれが前述の後者に寄っていること。

燻ぶっているよ。まだまだ未熟だと感じた。

果たして『現出』とは何だったのか。

自分は『現出』出来たのか。



考える時間が欲しかった。

正直、これを書いている今もまだその答えは出ていない。


それでも時間は流れていく訳で、

年内の活動としてはレコーディングが間もなく始まろうとしている。


今、自分自身が出来ることはただ一つ。

一音一音に自分というスタイルを詰め込む。


バンドとして初のレコーディング。

それは演奏技術とかリズム感とかでなく、

今まで観て聴いて培ってきたものを、このバンドだからこそ辿り着いた音やフレーズとして落とし込みたい。

HIGH END LIE】の音とは、3人各々のスタイルが合わさってこそ。


そうでないと意味がないよね。



3人で良い作品を創る。

そこには沢山の方の手助けがある。

感謝を忘れず、チームとして具現化していく。

そして解き放つ。


きっとその繰り返し。



それをしっかり持続し続けたその先に、

個人としても、バンドとしても、自分なりの答えが出る気がします。






『現出』


このタイトルを与えてくれた

表現レーベル・MODEの鈴木紫峰都さん

多大なる感謝を。

いつも裏方として我々を支えてくださっています。

最高に響いてる。

この二文字のインパクトはすさまじく、大切にしていきたい。





『現出』

フライヤー・ポスターデザインをしてくださった

現代美術作家の二艘木洋行さん

今回のライブにおけるビジュアル効果は測り切れない。

ひょんなことから出会い、仲良くなり、互いにそれぞれの道へ。

そして再び巡り合う。こんなに嬉しいことがあるだろうか。


紫峰都さんのタイトルに、二艘木さんのデザインワークがあってこそ迎えられた夜と言っても過言ではない。


ちなみに彼はデザイン業と並行して新宿2丁目にて【喫茶と軽食 ロドス】という飲食店を営んでおります。美味しい料理とお酒を是非堪能あれ。





また、

今回個人的にお世話になった方の紹介を。



田園都市線たまプラーザ駅にあります、仕立て屋さん。

AL SOLE】(読み:アルソーレ)様


今年の夏、

譲り受けた洋服のサイズ直しをしてもらいに訪問したことがきっかけで、そこから短い期間でかなり密度のある時間を過ごさせていただきました。

『現出』にて自分が着ていたシャツは、こちらで今回のライブの為に仕立てていただいたものであり、完全にオリジナルです。

左襟元と左袖口に HIGH END LIE と刺繍も入っている。


代表の登内様の仕事に対する真摯な姿勢に感銘を受け、

会話から出てくる気品に憧れ、

偉そうな説明で語弊を招いたら申し訳ない。


まさに職人。まさにプロ。

影響受けてます。


ポスターを貼ってくださり、フライヤーも置いて下さりと、寛大さに甘えさせていただきました。ありがとうございました。












今回のライブ最後にて初披露した『YES』という曲。

歌詞がとても好きなんですね。





いつか繋がり、必然へ。










現出


それは夢想。


古い未来。