以前のブログで書かせていただきましたが、
・アンプの製作
・ギターの修理
と機材周りの見直しをしておりました。
今回はそのことについて綴ろうと思います。
まずギターアンプは今まで
YAMAHA YTA‐25
という小型の25Wのトランジスタコンボアンプを使用しておりました。
70年代に販売されていたアンプのようですが、
某リサイクルショップにてたまたま発見し、
とても外観良く、見た目100パーセントが決め手となりその場で7000円くらいで購入した気がします。
古い国産アンプって名機と呼ばれるもの以外はヴィンテージと言いつつ意外と安く売られているんですよね。
(そう言ってしまうと名機でなかったのかも。。)
いわゆる一目惚れ。
個人的には丸みの感じる暖かい音が気に入っており、見た目やサイズ感含めとても丁度いいというのが全てです。
小さいライブハウスやバーならこれ一台で事足りるのがグッド。
我々が HIGH END LIE になる前、ドラムの嶋くんと山下雄平というシンガーソングライターのサポートという形で初ライブを行った時から使い続けていました。
また、
バンドとなってからは、ステレオで音を鳴らすという試みにより、
CORNELL Plexi
という真空管ヘッドアンプも併せて使用。
二十歳前後の若いころ当時お世話になっていたプロミュージシャンの方より売ってもらったもの。上記 YAMAHA のアンプより前ですね。
真空管らしくジャキッとした迫力ある音で、多分ですがサブとして使うのは勿体ないくらいの代物です。
(もう一つ私がギターを弾いているバンド esola においてはメインで使用。)
ちなみにこちらも当時一目惚れ。
見た目がお洒落で格好良いことに加え、抜けの良い音がするのが決め手。
HIGH END LIE では上記2台のアンプを使用してきました。
異なる性質の2つの音に、空間系のエフェクターを複数重ねることによって、HIGH END LIE の音色というものが形成されてきたように感じます。
ベース 杉田 暁 の加入前、3人での活動においてとても尊く大切な音です。
ではなぜ新しいアンプを制作にいたったのかというと、
単純に今使用している YAMAHA のアンプでは今後を考えた時に小さすぎるということ。
今は戸塚ファーストアヴェニューでのみライブをしており、最大キャパが40~50人。
そう。小さいライブハウスなんですね。
その戸塚ファーストアヴェニューでのライブで同アンプを使用した際に、ボリュームが7とか8で最大値に近いということは。。です。
もちろんPAさんの力やスピーカー環境により、マイクから拾った音を出力しているのですが、会場が広くなればなるほど増幅幅も変わってきますし、限界があるんですね。
今後 HIGH END LIE が、活動を広げていくにあたり、それでは足りない。
同アンプで対応できるライブハウスだけで収まっていてはいけないと考えたとき、
日本中のライブハウスで対応出来るアンプを制作してもらおうと。
話しは遡り、
実は2024年の夏終わり頃から緩やかに自分の中で案が浮かんでおり、
同年11月に Z Factory のZさんに制作をお願いしておりました。
Zさんには上記で記載している YAMAHA YTA-25 のオーバーホールをお願いしたり、
プリアンプも特注で作製していただいており、もう勝手に自称エンドース契約。
提案、相談、助言、製作と濱上オリジナルモデルの全てを、
木材や色合いなど大雑把な要望は出しつつ、託します。
とにかく託す。
完成は2025年の9月。
一緒にスタジオに入って完成品を見た時の感動は忘れられない。音を出したときは驚いた。部屋が震えていた。
未来の HIGH END LIE 然り 濱上 雄大 の音を感じるとともに、
Zさんの凄まじいまでの魂が宿り、使用する重圧は相当なもの。
そのくらいハードかつ最高のアンプを製作していただきました。
これからまた音を積み上げていく。
経験値を積み、どこでも戦える音を創りあげていく。
2024年11月~2025年9月の完成に至るまで、そしてこれからも。
本当に感謝しかありません。
そしてもう一つ。
メインギターを修理に出しました。
moonというメーカーブランドの国産ギターを使用しています。
ちなみに名前は【サリー】です。
moonという名前も格好良い。
あまり使用している方を見たことない。
国産。
ウォルナット材というこれまた珍しい。
重い。とにかく重い。
見た目がとても格好良い。
19歳の時に少しひねくれた一目惚れで手に入れてから20年弱、このギターはメインが故に一度もリペアや調整というものに出したことが無かったので、この潜伏期間に良いタイミングだったかと。
Zinギター工房 様に依頼しました。
初めましての工房です。
アポを取り、初訪問。
ギターを見てもらい、自身としても工房の雰囲気などを肌で感じた上で、
同工房にお願いしました。
主な依頼はフレットの交換。
(長年使用していたため減りすぎてチューニングが、、)
ナットも既製の金属製ブロンズナットからブラックタスクというナットに交換してもらいました。
そして、
なぜこの工房にしたかという、理由の大きな要素だったかもしれません。
ギターのネックにインレイ装飾を。
インレイとはなんぞや。という方はリンクの同工房ホームページを是非ご覧ください。
エレガントな装飾が個人的に好きです。
楽器屋さんでギターを見ていると、インレイが入っているものもあり、
予てより憧れをもっていたんですね。
リペアを出すにあたり工房や楽器屋を調べていた際に、
こちらはホームページメニューの中にインレイもあったのです。
もとはフレット交換。
ダメダメと思いつつ、頭の片隅に消えないまま、
工房主様にギターの状態や求めているリペア内容の説明をする。
なんとなしに尋ねてみる。
気付いたら依頼してた。
こんな流れ。
デザイン案を考えてるとき、楽しかったです。
さらにさらに、レーザー加工も出来るんですって。
気付いたらピックガード製作からのレーザー加工も依頼してた。
デザイン案を考えてるとき、楽しかったです。
人気工房。
依頼してからサリーを預けるまでの期間の案内。
リペア開始からの途中経過のご連絡。
イメージ図をいただいたりと。
寄り添っていただきました。
工房主様の丁寧な仕事に感服。誠にありがとうございました。
「フレットは交換すべきですが、それ以外は特に問題のない、作りと音のしっかりした良いギターですね。」
嬉しい一言でした。
moonというギターはなかなか使用しているギタリストに出会うことがありません。
過去には現場で、
Gibsonを使うべき。Fenderのように王道を使うべき。と言われたこともありました。
中には値段や年代を出し、そういうギターは認めてないと言われたこともあります。
関係ありません。
自分の好きな楽器や機材で戦えることが一番カッコイイです。
楽器屋に行っても、上記のように
インレイ格好良いな。とか、こういう機能があるんだ。とか、
そういった部分に魅かれはしますが、
他のギターが欲しいとは滅多になりません。
だってサリーちゃんが一番カッコイイし、好きなんですから。
このブログで出ているアンプやギター、共通していることがあって、
それは全部『見た目』重視なんです。一目惚れなんです。
今回、オリジナルアンプもギターのリペアも最高のものが出来上がっております。
とても上品で、Zさんや工房主様のプロ意識と愛を感じます。
もちろん見た目もばっちりです。
いつまでも使い続ける。ずっと大切にする。
当たり前のこと。
改めまして、
アンプ製作 : Z Factory Z様
ギターリペア・装飾: Zinギター工房 工房主K様
この場を持ちまして感謝を。
ありがとうございました。
是非ステージでお二方様の結晶を観ていただけたら。
4人になった HIGH END LIE 。
また一から紡いでいく音群。
それは新しいアンプと更に綺麗になったサリーと共に。
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